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DIY初心者におすすめの施工方法
カッティングシートの貼り方として、水を使わない「ドライ貼り」という方法があります。ドライ貼りでは、シートの裏面に水などをつけずに直接貼り付けるため、短時間で作業を終えられるというメリットがあります。
水の準備や後片付けが不要で、誰でも手軽に始められます。
水が乾くのを待つ必要がないため、作業時間を短縮できます。
スキージーとマスキングテープがあれば、基本的に作業は可能です。
一度貼ってしまうと位置を修正するのが難しいため、慎重な作業が必要です。
シートと貼り付ける面の間に空気が入りやすく、シワや気泡の原因になることがあります。
大型シートの場合、一人で作業するのは難しく、ズレが生じる可能性が高まります。
カッティングシートを貼る際は、スキージーやマスキングテープを準備しましょう。スキージーは定規と布でも代用できます。施工面は事前にしっかりと汚れを落とし、乾かしてから作業を始めましょう。洗剤を使用する場合は、残留物に注意が必要です。
カッティングシートが届いたら、必ずスキージーで全体を擦って転写シートとシート本体をしっかり密着させましょう。中央から端に向かって優しく擦ると、シートが傷つきにくいです。裏面からも擦るとより確実です。
説マスキングテープは、カッティングシートを貼り付けるための仮止め作業に使用されます。最終的な貼り付け位置を決める前に、水平を確認しながら微調整を行いましょう。また、下辺は後の作業の基準となるため、しっかりと固定することが大切です。最後に、シワやヨレがないかを確認し、見つけたら修正してから貼り付け作業を進めましょう。
転写シートから台紙をゆっくりと剥がします。指がシートに触れないように注意し、勢いよく剥がすと破れる可能性があります。台紙が剥がれにくい場合は、一度戻してシートを圧着し、再度剥がしましょう。
スキージーを使って、転写シートをゆっくりと剥がしながら、カッティングシートを施工面に貼り付けます。転写シートはピンと張って、スキージーは優しく押し当てながら作業を進めましょう。転写シートがたるむと、シートがズレたり、大きな気泡が入ったりする原因になります。
スキージーで転写シートの中央から外に向かって放射状に擦り、シートと施工面の間の空気を抜きます。シートは破れやすいので、優しく丁寧に、2回に分けて圧着しましょう。気泡が残った場合は、無理に抜こうとせず、後で小さな針などで空気を抜くか、カッターナイフで切り込みを入れてから空気を抜くようにします。
転写シートをゆっくり剥がします。剥がす際は、カッティングシートが確実に貼り付いていることを確認しながら、転写シートを貼り付け面と平行に剥がすのがコツです。もし貼り付いていない部分を見つけたら、転写シートを戻して圧着し、再度剥がしてください。
ドライ貼りの施工後、気泡が残った場合は、小さな気泡であれば自然に抜けるので、様子を見ましょう。大きな気泡が目立つ場合は、針を使って空気を抜いてください。カッティングシートは剥がすと伸びてしまうため、貼り直しができません。施工に自信がない場合は、最初からプロの業者に頼むか、予備のシートを作成しておくことをおすすめします。