スクリーン線数
「スクリーン線数」の意味と特徴についてご説明します。
「スクリーン線数」とは
印刷の細かさ、精度を数値で表す尺度のこと。
スクリーン線数とは呼ばずに、線数とだけ呼ぶ場合もあります。
1インチ(約2.54センチ)の幅に並ぶ網点の数で精度を決めています。
使用する単位は線、または用語集にも記載している単位であるlpi(lines per inch)で表します。
印刷する紙の質や印刷方法などによって適正なスクリーン線数は違います。
新聞などでは60〜80線、書籍や雑誌など1〜2色刷りの印刷物で100〜150線、
ポスターやカタログ、カレンダーなどのカラー印刷では150〜200線、
高級美術書などでは200線以上の線数を使用することが多いです。
このように、一概に線数を上げれば良いというものではないです。
特に使用する用紙の印刷適性は大きく影響するので、よく考慮してスクリーン線数を決める必要があります。