「印刷適性」とは
印刷作業性、印刷効果等印刷全般に対する被印刷物の適性のことで、
目的にかなった印刷物に仕上げるために、使用する諸材料が必ずもつべき性質のことをいいます。
被印刷物の代表として、紙とインクに重点が置かれた適正項目が多いです。
紙の場合は白色度、インキ受理性、厚さの均一性、平滑性、表面強度、印刷面光沢度、寸法安定性、浸透性、不透明度などの項目他
印刷作業の適性項目としてカール、紙くせ、紙粉、表面強度、インキ乾燥性などがあります。
インキの場合は印刷機上での流動性を示す性質、乾燥性、トラッピング、隠蔽性、光沢、ドットゲインなどの性質があります。
その他の項目としては、網点再現性など多数の項目があります。