グレースケール
「グレースケール」の意味と特徴についてご説明します。
「グレースケール」とは
コンピューター上での色の表現方法の一つ。
いわゆる「モノクロ」のことではありますが、こちらはもっと広い概念のことを指します。
グレースケールは白と黒、中間色である灰色で画像を表現する方法、色の範囲を示す用語のことです。
大抵はグラフィックエンジンのグレースケール化APIを使うだけです簡単に処理できます。
グレースケールではRGBの色情報を含んでいないので、
白と黒、そして中間色である灰色だけで画像を表現しています。
明るいものから暗いものまで中間色である灰色をいくつ用意するかによって表現の豊かさが異なってきます。
コンピュータで扱う際は灰色の階調の細かさをビット数で表します。
1ビットは白と黒の二色のみで中間の灰色はありません。
通常は8ビット(白・黒・灰色254諧調)、16ビット(白・黒・灰色65,534諧調)が用いられることが多いです。
黒インクのみを使って印刷する際には、画像にはグレースケールで出力します。
また、グレースケールはフルカラーの画像から作り出すことも可能です。